No.405
『ついに、とれました』
いきなりのピース写真、失礼します。はい、ちょっと酔っぱらってます。50ちゃいです。なにがそんなにうれしいのかと言いますと・・・、とうとう、ついに、とれちゃったのです、アレが。そうです、アレです、アレ。
それは私の自慢の高級北欧車のアレです。上の写真を見てピンときた方は非常に少ないと思いますので、改めてさかのぼって説明させていただきます。
1992年秋に購入した自慢の高級北欧車、パリ移住時の2年半は義兄に預かってもらっていましたが、それも含めて延べ20年半、これ1台だけを乗り続けてまして、現在の総走行距離はメーター上で【246157km】。距離計が動かない時代も2度ほど長くありましたので、推定で25万5千くらいは走っていると思います。
それは コラムNo.364にも書いていますが、ちょうど去年の今頃でしょうか、助手席のドアの把手が半分とれかかった状態になりまして、スムーズにドアを開けるにはちょっとしたテクニックが必要で、愛妻や私のマネージャーはその技術を自然に身につけることになりましたが、そうでない人が乗る場合は、その都度私が中から開ける、ということを繰り返していました。下の写真はとれかかり始めた当時のものです。
あれから1年経った4月21日(日)深夜、遅い晩食を終えての帰宅途中、コンビニエンスストアでポカリとヨーグルトを買って車に戻りました。私はお酒を飲んでいるので運転は愛妻。私が助手席のドアを開けようとしたその時、それはカコッ!と取れて、コン!とアスファルトの上に落ちました。
いやぁ、すごくうれしかったですよ。伝わんないとは思いますが。ず〜っとグラグラしてた奥歯がやっと抜けてくれた感じとでも言うのでしょうか。その瞬間なんらかの鋭角な突起が私の左親指に当たり、「わ、血が出た!」と思いましたが、出てませんでした。というわけで、とってもスッキリした気分での冒頭のピース写真なのです。
夜間の撮影でちょっとわかりにくいと思いますので、翌日に撮った写真をご覧いただきます。
一体いつ誰がこのグラグラ状態の把手をとるのか。とっちゃった人には賞金をあげようかなんて考えてましたが、結果、持ち主である私がとっちゃったことは、逆によかったんじゃないかと思いますし、そういう意味では、よく考えてみると、助手席のドアを外から開けることに慣れていなかった、つまりグラグラ把手を上手く開ける技術が備わってなかった私だからこそ、あっさりとっちゃったのかもしれませんね、逆に。・・・というわけで、現在はこんな感じ。
ね、スッキリしてて、すごくイイでしょう。本来あるべきところにあるべきものがない、このつるっとした趣に、えも言われぬ猥褻を感じずにいられないのは私だけでしょうか。どうあれ、これからは、助手席のドアは必ず私が中から開けるのです。極めてジェントルマンな日常です。
・・・で、どうしましょうか、とれちゃった把手。ヤフオクかなんかに出品して、いくら値がつくか見てみたい気もしますが、300円くらいで止まっちゃったらそれはそれでしょんぼりしそうなのでやめときますが、一応、記念の写真を撮っておきました。
ちなみに自慢の高級北欧車ですが、他にもちょこちょこ微妙な箇所はありまして。バンパーの右前部分がちょっと外れかかってます。これは会社の駐車場で、ハンドルを切りながらバックで車を出す時に、鉄柱にひっかけちゃった時のものですが、その鉄柱に破損は確認できませんでしたし、安全走行には問題はないだろうと思いますので、このままにしてます。ってゆうか、使い慣れてる自分専用の車庫で、な〜んでバンパーひっかけちゃうかなぁ、ということのほうが問題だと思います。あとは運転席の後ろ、右後部のドアを閉める時に、ガコッガコッ!と2段階の大きな音が鳴ります。おそらくヒンジの部分に本来かかってはいけない力がかかっているのでしょう。そのうち、ドア自体がガゴンと取れちゃうかもしれないと思うと、ちょっぴりワクワクしますね。車全体を括る大きな輪ゴムをそろそろ本気で探しとこうかな、なんて思ってます。
はぁ〜い、今週はここまでです。気がつきゃ昨日、4月25日で芸能生活も丸26年が経ちました。こんな私の音楽活動を長く応援していただいている皆さま、ありがとうございます。つい最近になって私の甘いマスクの虜になっちゃった皆さまも含めて、今後とも長くよろしくおつきあいいただけることを希望します。
そんな私のこの春は、どこにも逃げ場のない作曲期間です。・・・が、これといった進展を依然なんら確認できないまま、あれよあれよと4月が終わっていきますよ。グッバイ・エイプリル。エニバディ・ヘルプ・ミィィィ〜〜〜!
2013/04/26
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