No.480
『写真で見るインド 2 アグラー』
はぁ、ツアー直前にツアーのことを最優先にするのは自然なことで、そんななか、11月7日の広島での【歌謡チャリティコンサート】のアレンジもやってました。こちらは『愛は勝つ』1曲のみの演奏ですが、せっかく広島交響楽団の皆さんとの演奏ということで、ストリングスを書きました。今回はバンド+ストリングスなのでフルオーケストラではありませんが、今回限りの演奏なので、もしよろしかったらよろしくね。そんなこんなでこの『金曜コラム』の更新が遅れに遅れ、気がつきゃツアーも始まりました。でもだいじょぶです。書くことはありすぎるくらいあるので、そのうちどうにか巻き返せると思います。
長崎・福岡公演を観にきていただけた皆さま、ありがとうございました。
さて、旅行記その2、今回はインドのアグラーです。【Photo Album】を開き、該当番号をクソックしながら御覧ください。
【Photo Album】
4月16日(水) ガイドのイムランくんと合流し、ホテルの近くのレストラン【タージ・マハル】で昼食をとった後、前々から一度見てみたいと思っていた【タージ・マハル】見学。
14:00、西門入口付近で専用車を降り、ここからオートリクシャーに乗ったと思ったらほんの50〜60mで西門に着きました。なんで乗ったんだろう?(01)
チケットを買って西門から入場しますが、並ぶ列が鉄柵で4列に分けられていて、これは、インド人男性・インド人女性・外国人男性・外国人女性という分別だそうです。ふぅ〜ん。この日は比較的観光客は少ないようで、すんなり入れました。で、正門です。おぉぉ、イイですねぇ、イイ感じです。いよいよ中に入ります。(02)
ま、とにかく写真を見てくださいよ、【タージ・マハル】。(03〜05)
いやぁ、美しいですねぇ。私もいろんな国でいろんなそのようなものを見てきましたが、いやぁ、これはなんか、特別に好きですね。見てるだけでいい。わざわざ来た甲斐があった。うまく言えないですけど、そんな感じです。
ムガル帝国の第5代皇帝 シャー・ジャハーンという人が、亡くなった愛妃 ムムタール・マハルさんのために建てたお墓だそうです。「マハル」はヒンディー語で「宮殿」という意味だそうですが、この【タージ・マハル】についてはそうではなく、ムムタール・マハルさんの名をとっての【タージ・マハル】。その完成には1632年から1653年までの22年もかかったそうです。ガイドのイムランくんによると、当時は車などなく、石材の運搬は馬だったそうですから、そりゃぁかかりますわね。「これは世界で最も美しい“愛のお墓”です。」とイムランくんは繰り返していました。私もそう思います。
4角に立つミナレットは、地震が起きた時【タージ・マハル】本体側に倒れないように、微妙に外側に傾いているそうです。その他、歴史も含めた詳細をお知りになりたい方は、お手数ですが御自身でお調べいただくとして、なにがステキって、夜ライトアップとかしないってことです。夜はただの真っ暗。しかし、満月の夜はそのドームが月の光で白く輝き、そんな日は夜間の見学もできるそうです。
周辺の写真も御覧ください。(06〜12)
15:45、次は【アグラー・フォート】。【タージ・マハル】の少し後に完成したムガル帝国の城塞です。この街に来たら見るべきっぽいので見ましたが、【タージ・マハル】の後じゃねぇ・・・。順番逆のほうがよかったかもしれません。こちらもづらっと写真をどうぞ。(13〜16)
【アグラー・フォート】を出たあと、大理石工房に行きますか? というので行きました。入口を入るとすぐに、大理石を削って細かい模様を掘っている職人さんがいました。2階以上はすべて工芸品ショップでした。なにを薦められても一向に買う気配のない私に、店員さんは苦笑いをしてました。(17)
16:30、さて、あとは私的には大学に行ってオフィシャルTシャツを買えれば、と思ったんですが、ガイドのイムランくんよると、大学はあるがTシャツはないとのことでしたが、ま、とにかく行ってみます。【アグラー・カレッジ】は学部別にいろんな場所に点在しているそうです。やってきたここが何学部なのかはわかりませんが、売店や書店がありそうな気配もなく、とりあえず、来たってことで、写真だけ撮りました。(18,19)
ところで、今回の旅行、うっかり腕時計を忘れてきたもんで、しかも今日のホテルの部屋には時計がなかったので、これでは明朝の列車に乗り遅れてしまいます。ということで、時計屋さんに連れてってもらいました。日本人のお客さんだからか、お店の御主人はノリノリな感じでいろんな高級腕時計を見せてくれましたが、最も安価な目覚まし時計を買ってきました。いくらだったっけなぁ、日本円にするとたしか700円くらいだったと思います。(20,21)
17:15、ホテルに戻ってきました。ここでガイドのイムランくんと運転手さんとお別れ。運転手さんの名前は、私としたことが書き留めるのを忘れてしまってました。(22)
18:00、ホテル中庭のカフェでビールを飲みながら、旅行記をつけたり、さて晩食はどこに行こうかと2冊のガイドブックを見たり。(23)
陽も落ちたので晩食に出かけます。すごい交通量なのに信号のない交差点をスリリングに横断したりしながら、ファテハバッド通りを歩いてレストランを目指します。観光客が多く訪れる街のメインストリートなので、呼び込みとか物売りとかいろいろかわしながらになるんだろうと思っていましたが、じぇんじぇんそんなことありませんでした。(24〜26)
19:30、ガイドブックをたよりに10分ほど歩いて、ちょっと迷って人に訊いたりしてたどりついたのは、【マヤ・ホテル】という安価なゲストハウスの2階のテラスにある【マヤ・レストラン】。インドのビール『KINGFISHER』を飲みながら、タンドーリチキンにチャパティ。見た目的にすんごい辛い青唐辛子のペーストかと思ったら逆に甘酸っぱ〜い薬味もグッドで、たいへんおいしゅうございました。(27)
帰りは、だいじょぶかよってくらいボロボロの自転車リクシャーに乗ってホテルへ。再び中庭のカフェで人形劇を見せてもらいながら締めの赤ワインを1杯飲んで、寝ました。(28〜30)
はい、そんなインド・アグラーでの1日でした。翌日再び首都・デリーに戻ります。
さぁ、【弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえ掛かれば】、今週末は東京2公演です。オリジナルグッズもたいへんにかわいいものです。どちらさまもよろしくお願いしまスーダラ。
2014/10/21
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