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Friday Column

No.359

『ストリップ・アウト』

ほぉら、もう3月終わっちゃいますよ。
比較的時間に余裕がある3月は、いろんなコンサートを観せていただこう、なんて思ってたんですが、スキマスイッチのライブを大阪で観せていただいたにとどまり、なんやかんやで気がつきゃ月末。去年秋に金沢で観たスターダスト☆レビューさんのライブをもう一度、盛岡か沖縄あたりで観たい、とも思ってたんですが、結局そんな余裕もなくなって4月を迎え、ここから先は5月1日の【弾き語りばったり Di Lusso ~ Col Quartetto Da Quano ~】に向けての譜面書き期間に入ります。去年の同日のオーケストラ10数曲にくらべたらたいしたことではない気もしますが、いやしかし、今回は少人数の室内楽編成ですから、個々の楽器のラインが確実に聴こえる、そんなアレンジをしなければなりません。という意味ではそうとう神経質な作業になることが目に見えていますが、どっちかっつうと神経質系なのでだいじょぶでしょう。そして、ここに来て新たに、オーボエ奏者の庄司さとしさんもシークレットゲストとして演奏していただくことになりました。ご期待ください。ってゆうか、明日、チケット一般発売が始まりますので、よろしくお願いします。

とそんな京子の五郎の私ですが、とりあえずささやかな発表は【三幸製菓】さんの新CM『おつかいチャレンジ』への楽曲提供。2月下旬にいただいた、えらく急遽でありながらたいへんにありがたいお話です。テレビの前でCMが流れんのをず〜っと待ってみるってのも、時間の使い方としては趣があって良いのですが、まぁ、こんな時代ですから、【三幸製菓】さんのウェブサイトでCM動画をご覧いただけますので、よろしければ見てみてください。

で、その曲、いつになったらちゃんと聴けんのか、ですが、実際にはサビの部分だけしか録音してません。ってゆうかそこしか作ってませんので、曲タイトルもまだありませんが、仮タイトルは『全力帚星』です。大橋くんに話したらイイ感じでウケてくれました。これからじっくりコネクリまわして、桜井さんにおこられない程度にかっちょよくて楽しい曲に仕上げようと思います。CMで聴こえるのはほんの数秒ですが、『おつかいチャレンジ』というお題がなければ、このようなタイプの曲を作ることはなかったでしょうから、そういう意味でもありがたい機会なので、がんばってイイ曲にしたいと思います。

レコーディングのメンバーは、TRICERATOPSの吉田佳史くんにドラムを叩いてもらって、ベースは美久月千晴さん、ギターはどうしようか迷ったんですが、私のまわりでよく名前を聞いていた石成正人さんなんかどうだろう、と尋ねてみたところ、ちょうどスキマスイッチのツアーのスキマにスケジュールが合ったのでお願いしましたところ、たいへんに素晴らしいプレーヤーでした。曲が完成して改めて録音する時も、同じメンバーにお願いすることを約束しています。



で、先週末はアップフロント所属タレント10数名での被災地訪問。岩手県の宮古市と陸前高田市に行って、【花畑牧場】のホエー豚の豚丼と豚汁と私たちの歌を、集まってくださったみなさんに楽しんでいただきました。去年の6月に宮城県の石巻市と女川町を訪れた以来9ヶ月半ぶりでしたが、いやぁ、本当にまだまだたいへんな状況が続いていることが、ぱっと見ただけで想像できます。私たちの訪問自体は、復興支援として実質的には何になるわけではないひとつの点ですが、気分だけでも楽しんでいただける1日になったら、という思いからの行動です。また、金銭的な支援は会社全体で継続しています。

帰路、岩手県・一関の駅に粋な“faceboard”があったので、当然のように写真を撮ってたら、みんなにおいてかれました。なんでかなぁ〜。



私は仙台に泊まって、翌日『ロックボンソワ』収録のため札幌へ。この日はヨースケ@HOMEくんがゲストに来てくれました。からには収録後は飲むでしょう、はい。ちょうど干場かなえちゃんも札幌に帰ってきてたのでお誘いしました。

で、飲むのはいいんですけど、ヨスーケくんと一緒ですから、あんのじょう、「さっきリゾット食べたばっかじゃん!」って言いながら深夜のラーメン屋へ。比較的やさしいお味の店に行ってみたんですが満席で、仕方がないのですぐ近くのスープカリーラーメン屋さんに入ります。辛さが何段階かあるんですが、なんででしょうね。こういうケースって、つい「大辛!」って言っちゃうんですよね、なんでだろうなぁ。頭がバカになってんでしょうけどね。



と、ここまではいわゆるひとつの想定内だったんですが、まずいことにその店のすぐ裏にバッティングセンターがある、なんてことをつい口にしちゃった私がいけないんですが、ヨスーケくんの頭に“バッティングセンター”って言葉がインプットされちゃった以上、もうしょうがないんです。で、行きました。ここ来んの3〜4年ぶりくらいですか。ハッキリおぼえてませんが、カラオケ行くよりは明らかに頻度は高いです。しかし、もう充分に酔っぱらいですから、少年野球クラスの80kmだってまともに当たりませんよ。ヨスーケくんはイェ〜イ!って言いながら110kmとかブイブイ打ってましたけど。しかし、写真見ると、私、じぇんじぇん腰が入ってないですね。


 


いちばん端っこのブースにボール投げて9枚の番号板を抜くやつがありました。
「あぁ、これね、何て言うんだっけ ?」と言うと「ストラック・アウトですよ」とヨスーケくんが言ったので、「あぁ、ストリップ・アウトね」と意識的に聞き間違えて、そうすることしました。ルールは簡単、的を抜いたら服を脱ぐ、ただそれだけのシンプルなゲームです。これ結構おもしろいですよ。300円で20球だったか、15球だったか。私は、何度やっても4枚しか抜けず、ブレザー・ネクタイ・ベルト・シャツ止まり。もう1球当てると、ズボン脱げたんですけどね。おしかったです。


 


50手前になってなにやってんの、とお思いでしょうけど、この【ストリップ・アウト】、これがなかなかよくできたゲームなんです。雪の札幌とはいえ、やってるうちにだんだん暑くなってきますから、そういう意味では理にかなった、ある意味ウィンタースポーツだと断言できます。逆に夏だったら着衣枚数も少ないですから、けっこう簡単にスッポンポンになれちゃう可能性があるので、そのあたりは競技者同士で充分に話し合いながらやってください。ヨスーケくんのブログにもイイ写真がアップされてますので、そちらも合わせて御覧ください。

ってゆうか、ヨスーケくんが札幌に来たのは決して【ストリップ・アウト】をやるためではなく、4月の東阪札カフェツアー『a cup of songs』のプロモーションのためだったわけで、ブログだって【ストリップ・アウト】の写真を載せるためにやってるわけではたぶんなく、自身の活動を広く告知することが第1目的だと思われますので、そうゆう意識でヨスーケくんのブログを見てみてください。

はぁい、というわけで、トリトメもなく、今週はこのへんでオヒラキとさせていただきます。

“トリトメ”って語をカタカナにしてみただけで、トリンドルちゃんがトリートメントしてる画がふと頭にそれもリアルに浮かんでしまう私は極めて健全であると断言しながら、ほな、サイババ。

2012/03/30

三幸製菓 http://www.sanko-seika.co.jp/
ヨースケ@HOME http://ameblo.jp/yosuke-home/



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