No.240
『スベル・ハイレグ』
えぇぇっと、13日(日)は横浜・大さん橋でのライブイベントでした。観に来てくださった皆さま、ありがとうございます。複数のアーティストが出演するオムニバスイベントでの単身弾き語りでその空間をどうにかしようというのは、私にとってたいへんに難しいことですが、この期におよんでいい経験になってますし、私のことをほとんど知らないという方に観ていただけるという意味でも良い機会なので、そのような場所には来年もなるべく出ていこうと思っています。
さて、そうなんですよ、レコーディングです。というよりアレンジです。レコーディング自体はスタジオに入ってしまえば、変なトラブルがない限り進んでいくんですが、そのスタジオに入る前段階のアレンジなんです、大事なのは。これをキッチリ丁寧にやっているか否かが、スタジオでの作業がスムーズに行くか煮詰まっちゃうかに大きく関わってきますので、大事なのです。
ここ数日やっているアレンジは、次のアルバムで最も重要な1曲となるであろう楽曲のストリングス。たいへんに濃いい曲で、ストリングスアレンジも充分2曲分って感じですが、ま、っつってもアレンジですから、歌詞と違って「どうやってもこうやってもなんもできない」ということはありませんからね。ただ、30分でも1時間でも時間が許す限り多く考えを練りたい、練れば練るほどおもしろくなる、そんな感じなもんですから、今週もこの原稿はしゃしゃっとやっつけて走って逃げようと思います。金コラ史上おそらく最短文章で申し訳ないですが、おおらかに御理解ください。
しかし、写真の1枚もないのは、お読みいただく皆さまにあまりに失礼だと思うので、ピコピコ形式で貼り付けます。
来年2月10日に出ますシングル『よければ一緒に』で、“スレイ・ベル”=いわゆる“鈴”を真剣に録音する私です。この“スレイ”とは“ソリ”のことで、その綴りを調べたら【sleigh】となかなか意外な感じが良かったので、私はこれからこの鈴を“スレイグハ・ベル”と呼ぶことに決めました。文字を並べ替えれば“スベル・ハイレグ”です。しかも“sleigh”とはオランダ語で“滑る”って意味だっつうんですから、なんかすごく自分の中でいろんなことがリンクしてきました。
では、股。
2009/12/18
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