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Friday Column

No.253

『カンチガイもハナハダしい私の全曲解説』

さぁ、始まりました。【芸能生活23周年記念逆特別 BAND LIVE TOUR 2010 ルックスだけでひっぱって】、東京2公演を観に来ていただいた皆さま、ありがとうございました。

まずはお詫びです。3月13日(土)の初日公演は、開場・開演ともに大幅に遅延しました、ほんとに申し訳ないです。初日は確認・調整すべき箇所が今ツアーは特に多くあり、しかしそれを時間内でお客さまをお待たせすることなくやりきることがプロフェッショナルでありますから、それを見越してスタッフによる仕込みも例年より早く始め、私を含めたメンバーも物理的に可能な最も早い時間からサウンドチェック・リハーサルを進めましたが、機材部品の破損、その代替え部品を会場に届けるバイク便が速度超過でつかまって遅延、会場の音響システムがすべて変わっていたこともあってか、私自身のモニター調整にも多く時間を要すなど、想定外の出来事が複数起こり、開場・開演が大幅に遅れる結果になってしいまいました。公演を最後まで見れずにやむなく退場されたお客さまも多くいらっしゃると聞いています。ほんとに申し訳ないです。

ただ、お客さまにお待ちいただいている間に、遅延状況に関する具体的な説明が不足していたことに関しては、弁解の余地がありません。今後同じような状況が起こった場合に同じミスを繰り返さぬよう務めます。

公演内容は自信を持って皆さまにお楽しみいただけるものを作ってきましたので、最後まで観ていただくことのできなかったお客さまが多くいらっしゃることは、私自身たいへんに残念な思いです。観に来てくださった皆さまに充分お楽しみいただける演奏・パフォーマンスを続けて行きますので、これに懲りずに今後ともよろしくお願いします。

謝罪だけで終わってしまうのもまた申し訳ありませんので、ここから先は新作アルバム【カンチガイもハナハダしい私の人生】の全曲解説などをお読みいただきたいと思います。以下の文章はアルバム・プロモーション用に作成した原稿に若干手を加えたものです。ではどうぞ。

【カンチガイもハナハダしい私の全曲解説】

01. REGIKOSTAR 〜レジ子スターの刺激〜
音楽的に大ファンである人気女性グループのアップトゥデイトなサウンドを明らかに意識したガーリッシュ・テクノポップ。企画モノでもなんでもない、今私が最もやりたい音楽だということをハッキリ提示する意味も含めて、アルバム1曲目に配置しました。ボーカルの処理を含めたサウンドプロデュースは21も年下の涌井啓一くんのヤングな感性に託しました。

02. 小学3年生
これまで作ってきたなかで、アレンジメントにダントツに時間を要した21人編成のビッグバンドジャズナンバーは、アルバムタイトル曲にしようかと一瞬思ったほどの渾身作です。塩谷哲くんのソフィスティケイテッドなピアノプレイが光ります。付属DVDでは緊迫するレコーディングの模様をお楽しみいただけます。

03. ピーナッツ
Paul McCartneyあるいはGilbert O’Sullivan風の穏やかなイギリス式メロディに、あくまで響き重視で書き進んだ歌詞は、結果的になんとも悲しいものになりました。自ら吹いた間奏のリコーダーフレーズを受け継ぐ叙情的なオーボエは庄司さとしさん。ドラムはTRICERATOPSの吉田佳史くん。

04. バイバイバイ (studio recording)
もともとはピアノ弾き語り用に作曲し、昨秋の【弾き語りばったり #11】で演奏したLet It Be形式のスタンダードなピアノバラード。半音階でゆっくり下がるコード進行に、悲しみ深い歌詞がのりました。間奏ではオーボエとフルートのコンビネーションが、後半にはストリングスが、その悲しみをより深く演出します。

05. 青春の風
クリックひとつでなんでも事が済みがちな現代都市生活からの離脱、うまく言えば原点回帰的、へたすりゃ時代取り残され的なWest Coast風ロック。そんな歌詞の流れ上、微妙なアマチュア感を出すためにギターソロは私が敢えて弾きました。ドラムはTRICERATOPSの吉田佳史くん。

06. ordinary days
80年代後半のデジタル・スティービー・ワンダーをイメージして2001年頃に作曲していたナンバーは、このアルバムに於いて最も少人数で最も少ない音数で録音されました。09年秋にやっとできた歌詞は、このアルバムで唯一幸せなものになりました。

07. オー・ルヴォワール・パリ
2年5ヶ月暮らした愛すべき心の首都パリの時間感覚で、帰国後5年半経ってやっとその趣を表現できたシャンソン・フランセーズ。導入部分の雰囲気から誤解されがちな楽曲ですが、精神的にはある意味・逆に・ある反面、このアルバムの核となっている1曲です。

08. よれれば一緒に (full size)
昨秋の【弾き語りばったり #11】で未発表曲として演奏した、先行シングル曲。夜な夜ななんとなく作ったメロディに、落ち着きどころもわからぬまま語の響きだけを考えながら言葉をのせていく課程で、「よければ一緒に、そのほうが楽しい」というフレーズがたまたまのった時に、この曲は余計な細工はせずにただただ繰り返そう、と思ったのでそうしました。オルガンは伊東ミキオさん。付属DVDに収録されているスタジオライブは、CDとは別日に録音・撮影。シンセダビング、コーラスダビングをしていない一発録り音源です。

09. 予定どおりに偶然に (with ASKA)
最も尊敬する先輩アーティストのひとりであるASKAさんとの共同創造作業は、私の人生に於いて特別に重要な経験です。私のアルバムにASKAさんに参加していただく以上、特別に素晴らしい作品を残さなければなりませんし、またASKAさんのファンの皆さまにも「KAN、よくやった」と評価されなければならないという、私ひとりの作品とは全く別次元の責任感のなかで製作しました。23年の芸能生活で、ついに本気を出してしまった作品。

とまぁ、こんな感じですが、いかがでしょうか。このアルバムも手にした皆さまがじっくり長くお聴きいただけることを希望します。

さて、今日からは阪神3公演。必ずや皆さまに御満足いただける演奏をすることを宣言して、今週はこのへんで失礼します。

2010/03/19



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