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Friday Column

No.201

『添田くんのマネをして』

添田くんがわざわざ神戸までライブを観に来てくれた。そう、98〜01年の3年間、私のコンサートのキーボードを弾き、現在はSTARDUST REVUEのキーボーディストとして全国を弾き巡る添田啓二くん。ミュージシャンが「どうしても見たい」と思ってくれるのはミュージシャンとしてたいへんにうれしいことです。

終演後の打ち上げではピザをつまみにスプマンテやワインを飲みながら添田くんを囲みます。「いやぁ、すごい完成度、ホント感動しましたよ」と言う添田くんに、「それはうれしいとして、なんか、ないの? ダメ出し」とつついてみると、「そんなダメ出しなんて、ボクが言えるわけないじゃないですかぁ」と言うので、「言えるわけないってことは、あるんだね」と更につついてみても「ありませんって、ホント、素晴らしかったですって、ホントに」と、わざわざ飛行機乗って観に来てくれた添田くんを軽くイジって楽しむような飲み会でした。

いや、しかし実際あれなんですよね。例えば、ライブを観に来てくれた関係者のいろんな方々が終演後楽屋に来てくれます。私はクイックでシャワーを浴びて、そんな皆さんに御挨拶するんですが、基本的にはどなたも「よかった、おもしろかった」しか言ってくれないわけで、決して「あそこんとこもっとこうやったら」なんてことは言いません。そりゃそうですよね、人のライブ観て楽屋に行っていきなりダメ出しする人はまずいないでしょう。ですから私は「よかった」と言ってくれるその人が、本当に楽しんだのか、それほどでもないのか、という“気”を感じ取るしかないのです。そして神戸の飲み会で、添田くんは本当に楽しんでくれたのだろうという気を感じました。

数日後、どんなこと書いてんのかなと添田くんのブログをのぞいてみると、うぅん、やはりいいことずくし、しかも今後の公演の宣伝までしてくれていました。そんな3月16日の添田くんのブログを読んでいて、私はふと重要なことに気づきました。それは「設問」という単語は「股間」と見た目がそっくりだ、ということです。いやぁ、人のブログはいろいろと勉強になります。

そんな流れでその前のやつを読んでみると、添田くんのブログは3月12日で500回に到達しているではないですか。500ですよ、500。いやぁ、まいった、さすがビアテイスター資格被剥奪者です。そしてその500回には、「ブログを書く上での自分の中でのお約束」のようなものが書かれてあります。ううん、さすが心霊体験豊富者です。なもんですから、今回の201回目の私も添田くんのマネをして「金曜コラムを書く上での基本精神」を自分自身で確認する意味も含めて書いてみようと思ったものの、神戸から帰ってきた16・17日は真野さんの次作の作曲。18日の札幌公演翌日は『ロックボンソワ』の収録で、今日20日は仙台公演。ライブ前日は8時間は確実に寝なきゃですから、ってことは逆算すると23時には就寝、ってことは夕方の番組収録が終わったらさっさと酒を飲まなければなりません。ってことでコラム執筆時間が全くなく、金曜日になっちゃった今こうして札幌から仙台への全日空機内でシャカシャカ書いているわけですが、もうそろそろベルトサインが点灯しますとアナウンスがありました。仙台空港に着いたら速攻でどっかでラーメン食って会場に入ってすぐにサウンドチェック。今日は祝日で18時開演ですから、リハーサルもギリギリまでやることでしょう。というわけで「金コラの基本精神」は来週に持ち越すことにして、短いですがこのへんで逃げるようにお開き。仙台に着いたら見直しもせずに即アップしてもらいます。

神戸・札幌公演を観に来てくださった皆さま、ありがとうございました。今日はバンドでは8年ぶりの仙台公演です。よろしくお願いしまる電気は秋葉原、デッカイわぁ。

2009/03/20




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