『桜ナイトフィーバー』“逆”段階的試聴
“逆”段階的試聴とは?
どのような音色がどのように積み重なり絡み合うことで、このアレンジメントが構築されているかを、通常の録音手順とは“逆”に段階的にお聴きいただく斬新な企画です。
各音源の解説をお読みいただきながら、上から順にお聴きいただくことで、完成品では聴き取ることの困難な、さまざまな構成音を認識してお楽しみいただけます。
※最初のサビの部分(約32秒)をお聴きいただきます。
※試聴用に容量の小さいファイルを使用しているため、完成盤CDとは音質が異なります。
※お使いのパソコン環境により試聴できない場合があります。あらかじめご了承ください。
【GDKTSC_6】
まずは、生で録音された音色から。昨夏購入したSAITOの高級グロッケンシュピール<SG-100>=奏者はもちろん私です。と、(Violin ×4 + Viola ×2)×2の編成でのストリングス。それだけです。
【GDKTSC_5】
ここからはすべて、サンプリング音源やシンセサイザーの音色が、プログラムされた演奏データで再生・録音されたものです。バイオリンのピッチカート音を加工した音色 [Sq_Pz_L] と、やや金属的な音色 [Sq_Gt] の、2種類のシーケンスフレーズ。さらに、後に入るブラス音のアタックにグリス感を補強追加するオルガン [Organ] が加わります。
【GDKTSC_4】
後に入るベースと絡むシンセ [Sq_Bs] と、ドライなアタック感のあるアフリカンテイストの [Sq_LD] が、リズミカルに対をなして加わり、先のシーケンス音2種とともに、全体のリズムとコード感を構築しています。
【GDKTSC_3】
シンセサイザーとサンプリング音源の混合による金管楽器= [Brass] [SftBrs] の2種類と、完成品ではほとんど聴き取ることが出来ないであろう、背景をきらびやかに染めるシンセ音 [Bright_code] が加わります。
【GDKTSC_2】
はい、ここにきてやっと、シンセベースと打ち込みのドラムが入ります。この部分のオケはこれですべてです。
【GDKTSC_1】
たいへんながらくおまんたせをいたしました。歌とコーラスです。
おつかれさまでした。
なかなか聴き取ることの出来ないアレンジメントの細部を認識する繊細な感性が養われたことでしょう。続きはCDでお楽しみください。
JASRAC許諾第 S1502053157 号
Copyright(C)2007 UP-FRONT WORKS Co., Ltd. All Rights Reserved.