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Friday Column

No.435

『割れ目と火傷』

まずは写真を見てください。



私の右手の人差し指と中指です。
なんでしょう、なんだか気持ち悪いですね。

人差し指は7mmくらいに割れて、まわりが少しだけ腫れています。外部から何らかの力が加って切れたわけではなく、ただ自然に気がついたらそうなっていたので、傷というよりは、割れ目でしょうか。これは寒い時期に何年かおきに起こる現象で、その原因は乾燥以外には解明されていません。1週間ほどこの状態なのでもう慣れましたが、指を曲げると軽く痛み、冷水に触れるとキッと滲み、ハンドクリームを塗ってもすぐに乾いてしまいます。

そして、中指の小さい白斑、これは火傷です。
水曜日の晩食は家でひとりだったもんですから、Pizza di Cipolle(ピッツァ・ディ・チポレ)を焼きました。Cipolleとはイタリア語で玉ねぎのことです。



薄くスライスした玉ねぎ1個とみじん切りにしたニンニク1片を、オリーブオイルを軽くひいた鍋で飴色になるまで炒めます。といっても、ずっと鍋にかかりっきりではありません。最初にざっと数分炒めたら、極弱火にして蓋をして、傍らでベーコンやマッシュルームやパセリなどを刻んだり、パルミジャーノ・レッジャーノを削ったりしながら、数分ごとに蓋をとっては火を強めて水分をとばす。これを何度か繰り返します。決して焦がしてはいけません。

玉ねぎが飴色になったら、細かく刻んだベーコン・マッシュルームを加えで、混ぜ合わせながら更に炒めます。もったりといい感じになってきたら、オニオンを寄せて鍋底に少しのスペースを作り、そこにお醤油をほんのちょっと、鍋底でジュッと焦がして香りをたたせ、黒胡椒を軽くふって混ぜ合わせます。

これを既成のピザ生地に均等にひいて、パセリとたっぷりのチーズをかけてオープントースターで焼きます。少し強めに焼くほうがクリスピーで好みです。5分もすればもう充分でしょう。

手袋型の鍋つかみの中に手を入れずに、ただ掴んだ状態で、ピザが焼けたトレイの端を掴んでオーブンから取り出そうとしたその時、火傷しました。

中指が高温のトレイに直に触れてしまったんですね。触れたその瞬間、というよりは2秒後くらいに「ん?」と感じた時は遅かったです。あわてて水道の水で冷しましたが、もう充分に火傷の状態でした。しばらく痛んだので、ケーキを買った時についてくる保冷剤を指にあてながら、ピザをつまみにイタリアのスプマンテを飲みました。

指先ではないのでピアノを弾くに支障はありませんが、右手の人差し指と中指ですから、日常生活でのその使用頻度は、10本中それこそ上位3本指に入りますから、なにかにつけていちいち気になりますが、もうそれなりに慣れてきました。

しかし、翌朝、車のドアを開けようとキーを回した時は、人差し指の割れ目と中指の火傷部分に金属製のキーのエッジがジャストで当たり強い負荷がかかり、激痛が走りました。油断していました。



はぁい、ということで今週は、どうでもいい話をなんのオチもなく書くフリをしながら、「オレの料理ってシンプルに見えて、実はかなり手が込んでるんだぜ」ということを表現してみました。

もし私と同じ箇所に同じような割れ目と火傷を負った場合は、車のキーに充分注意してください。いや、その前に、オーブントースターのトレイは、必ず鍋つかみに手を入れて掴んでください。

2013/11/22



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