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Friday Column

No.327

『アゼルバイジャン旅行記 その2』

さぁ、今週もアゼルバイジャン旅行記 その2、首都・バクーでの後半です。
長いことになりそうですけど、Photo Albumでバクーの街の写真を御覧いただきながらお読みください。


6月13日(月)、バクー2日目は午前中から美人ガイド・レイラちゃんと一緒に郊外の遺跡などをめぐり、夕方6時にホテルに帰ってきました。これから単独で再び街に出ます。今度は市バスに乗ってみようと、ホテルの裏の通りにバス停を見つけて待ちました。すぐに2台のバスがやってきましたが、どちらもギュウギュウに混んでます。ルートのわからないバスにとりあえず乗って、景色と地図を照らし合わせながら降りるタイミングを判断するには、ギュウギュウ詰めは経験上ちょっとやりにくいので、やっぱりタクシーにしました。街までは4kmほどありますが車なら5分、適度な距離です。夕食にはまだ時間が早いので、アゼルバイジャンのCDと、札幌のラジオ『ロックボンソワ』のおみやげにトランプを買うことにします。『ロックボンソワ』の旅行のおみやげは、それがどこの国であろうと必ずトランプなのです。なぜだかはわかりません。

城壁で囲まれた旧市街の西側あたりでなんとなくタクシーを降りると、なにやらパリのルーブル美術館のエントランスのようなガラスのピラミッドがあり、なんだ、かっこいいじゃないかぁ、と近寄るとそれは地下鉄のBaki Sovieti(バクー・ソヴィエティ)駅でした(1)。城壁に沿って北に歩くとIstiglaliyat(イスティグラリヤット)通りに小さな公園があり(2)、その先には石像が並ぶ建物。コラムのシェイプがイスラム的でステキです(3)。Neftchilar(ネフチラル)通りにでると、こじんまりしいた四角い建物(4)。どれも西ヨーロッパとはちょっと違ってステキですが、私のガイドブックのバクーに関するページはほんの5ページなので、どの建物がなにかまではわかりません。

とりあえずトランプを買うための本屋さんとCDショップの場所を聞こうと、通りの角にあるIRISHスタイルのBARに入りました。ビールを頼んで、カウンターのお兄さんにCDショップの場所と、アゼルバイジャンで人気のアーティストを聞いてみると、いろいろ考えて私のメモ帳にいくつもの候補を書いてくれました。で、ビールを飲んだら、言われた通りに噴水公園に歩く途中に、1日目の夜のレストラン【Port】と、この日のお昼にスープを飲んだレストラン【Beh Beh】が並んでました(5)。

美人ガイドのレイラちゃんが“バクーのへそ”的なことを言っていた噴水公園は市民の憩いの場所(6)。しかし、CDショップも本屋さんも見つからず、歩いている青年に訊ねたら、Nizami(ニザミ)通りにあるのでは、と教えてくれたので行ってみます。ニザミ通りは西洋のオシャレなブティックが並ぶ歩行者専用ストリート(7)。建物はどれもベージュと茶色で統一されています(8)。

DVDのショップは何軒か見かけましたが、CDショップも本屋さんも見つからず、三たび通りを歩く人にたずねて、デパートらしき建物に入りました。しかし、もう20時でほとんどのテナントは店をたたんだ後みたいです。ま、明日でいいか、とあきらめておみやげ屋さんをなんとなく見ていると、お店のおじさんが「Japan?」と聞いてきたので、「Yes」と答えると、「Oh, Japan… big problem…」と言い、哀惜の表情を浮かべました(9)。この次の日のタクシー、サンドイッチ屋さんでも同じ言葉をかけられました。

さて、もうそろそろ暗くなり始めたので夕食にします。昨日の店は正直アゼルバイジャン感がなかったので、今日はガイドブックにどかんと乗ってるところにしようと思い、城壁で囲まれた旧市街の中にある【Caravan Sarai/キャラヴァン・サライ】に行ってみることにしました。地図を見ると歩いてもそう遠くない距離だと思えましたが、もうかれこれ1時間半くらい歩きっぱなしなので、いいや、タクシー乗っちゃえ、にしました。東の門から旧市街に入ると、細い石畳の路をぐるぐるぐるぐる、迷路のように走って着きました。一人で歩いてたらきっとみつけらんなかったことでしょう。タクシー乗ってよかったです。

大きな扉を開けて中に入ると、おぉぉ、いいです、イイデス、イーデスハンソン、この感じ、ナイス・アトモスプヒヤです。商隊宿の建物をそのままレストランにしたそうです(10)。先客はフランス語をしゃべる家族連れ1組。ビールを飲みながら英語メニューを見ていろいろ迷い、この日はなんとなく魚かなと思いました。魚は「salmon」と「sturgeon」の2種類。「sturgeon」ってなんだったけなぁ、カジキマグロだったか、いや、タラだったか。店員さんに「What is sturgeon ?」と聞くと「White fish」と。うん、それはなんとなくわかるんですけど・・・、ま、いいや、テキトーってことで「sturgeon」のグリルと白ワインを注文。だんだん陽が落ち、イスラミックな民族音楽の生演奏も始まり、ううん、オレ今、外国来てますよ、的雰囲気がじわじわ盛り上がります。

出てきた魚は、ちょっと硬めで、たぶんこれまでに食べたことのない味わいでした。ま、私の場合はワインさえあれば、すべてはただのつまみになっちゃうんで、それでいいのです。横にある白い小さいポットはたぶん黒酢を煮詰めたソース。メイプルシロップかと思うくらいに甘かったですが、ちょろちょろかけながら食べてるうちに、だんだん馴染んできました(11)。日本に帰って辞書を引いたら、「sturgeon=ちょうざめ」でした。はぁぁぁぁ、そうでしたか。ま、初めて食べたってことで良かったです。はい、今日はもう充分、クタクタです。ホテルに帰って、でも、一応シメにバーでワイン飲んで就寝。

___________________________

6月14日(火)、バクー3日目。大学オフィシャルTシャツ、ワールド・ダジャレ・フォト、アゼルバイジャンのCDとおみやげのトランプ、バクーでのすべての目的はこの日じゅうに消化しなかればなりません。

朝9時にホテルで朝食をとって、まずは、コレクションである大学オフィシャルTシャツを買うべく【Baki Dovlet Universiteti/バクー・ステイト・大学】に向かいます。昨日の美人ガイドのレイラちゃんが卒業した大学です。彼女はオフィシャルTシャツは存在しないと思うと言ってましたが、まぁとにかく行かないことにはどうしようもないので出かけます。ホテル前の通りを挟んだ向こう側には、小さな商店がいくつも並んでます(12、13)。ミネラルウォーターを買おうと店に入ると、店の外の椅子に座っていた御主人は、見たことないタイプの外国人の私にやや緊張気味な面持ち。ミネラルウォーターを買って、ホテル前でタクシーを拾います。

なかなかタクシーが来ないのを見兼ねてか、警備員のお兄さんが「タクシー?、どこに行きますか?」と英語で聞いてきたので、「バクーステイト大学です」と答えると、「おぉ、私はそこを卒業しましたよ。」とちょっとうれしそうな表情です。で、警備員さんは「****!」と正面のさっきミネラルウォーターを買った店の御主人を大声で呼び、「タクシー」と言いました。走ってきた御主人さっきとはぜんぜん違うフレンドリーな表情で「エウィト」とひとこと言って、車を取りにいきました。モスクワもトルクメニスタンもそうでしたけど、誰でもタクシーになっていいみたいです。で、今回も警備員さんが料金交渉をしてくれて乗り込みます。

「Japan ?」「Yes」「Oh, Japan… big problem…」から、お互い単語をぶつけるだけの会話が始まり、ホテルの西側の丘の坂道をぐんぐん上り、途中で写真を撮ったりしながら(14)、10分くらいで大学正門に到着しました。
運転手さんってゆうかさっきの商店の御主人が「I wait here ? Here finish ?」と聞いてきたので、待ってもらうことにしました(15)。

正門横の入口を、あくまで学生のイメージで通り過ぎようとしましたが、やはり警備員さんに止められます。「T-shirt」と言ったところでダメです。数分ねばりましたがダメなものはダメって感じで、どうしょっかなぁ、あきらめるか、と思っていたら、運転手さんが心配げにこっちを見ててくれたので、「ダメみたいっす」と手でバッテンのポーズをすると、運転手さんが警備員さんに交渉してくれましたが、やはりダメなもんはダメ。運転手さんは携帯でどこかに電話をかけ、「はい」って感じでその電話を私に渡します。「え、誰?」と思って電話にでると、どうやらホテルの警備員さんみたいです。なんかわかんないけどとりあえず「大学の門いますが、中に入れない」と言うと、ホテルの警備員さんは大学の警備員さんにかわってくれというので、その電話を大学の警備員さんに渡しました。大学の警備員さんは、え、何でオレが、的な表情をしながらも、短くなにやら会話して電話を切り、無言で「入っていいっすよ」とジェスチャーしました。おぉぉ、やったぁ、なんかわかんないけど。大学の警備員さんに「サグボル/ありがとう」と言って、運転手さんに「サグボル! ウェイト、20ミニッツ、OK?」と言って、大学構内に入ります。

正門から幅の広い並木道がまっすぐ300mほど続き、右側にはソ連時代のものと思われる重厚で無表情な建物が学部別に並んでいます(16)。ベンチに座る男子学生数人に、「この大学のTシャツを買いたい」と話しかけてみますが、みな一様に「たぶん、ありません」という答え。学生センターみたいなところにあるんじゃないか、というこれまでの経験からの勘はあるんですが、うろうろ探してもそのような建物がありません。ま、そんなもんか、とあきらめ、簡素なカフェがあったので、そこでチャイ(紅茶)でも飲んで、もどることにしました。となりのテーブルのカップルにも一応Tシャツのことを聞いてみましたが、やはり「ありません」という答えでした(17)。

というわけでほんの大学内には20分。正門に戻り、警備員さんにお礼を言って、正門外にある売店に入りTシャツを探しましたが、やはりここにもありません。店員さんが「これはどうですか?」と差し出してくれたのは、アメリカ映画の卒業式とかで見たことのある、肩から前に垂らす感じでかける“帯”? これなんて言うんでしょうね。フランス語では「cordon/コルドン」なんですけど。とにかくそれを勧められたので、なんかわかんないけど3色買っときました(18)。というわけでオフィシャルTシャツは買えませんでしたが、ま、よくあることです。

まだ午前中。これから街に戻り、旧市街を歩いて観光します。

はい、この先けっこう長いですから、今週はここまでです。

私とジョン・Bくん、菅原龍平くん、ヨースケ@HOMEくん(年齢順)による【Cabrells】、秋のツアーに向けての準備は着々と進んでいます。明日はチケット発売日。ちゃんと微妙でおもしろいものを作りますんで、みなさん是非観に来てください。オフィシャルサイトの“かわいいブログ”も毎日更新中だよっ!!

あ、それから、北海道の皆さん。今週来週の『KANロックボンソワ』は、aikoさんと平井堅さんの2週連続ダブルゲスト。相当おもしろいですから、お聞き逃しなく。

2011/08/19



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