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Friday Column

No.217

『台北でASKAさんのコンサートを観た』

はい、行ってきました16年ぶり2度目の台北。目的は先週も書きましたように、最も尊敬する先輩アーティストのひとりであるASKAさんの台北公演を観ることです。もともとは東京で観せていただこうと思ってたんですが、5月末の大阪のイベント終了後の打ち上げ2次会の店で、ツアーで大阪に来ていたASKAさんのマネージャーさんにばったり会い、「今年は台湾もやるんですよ」なんてことを聞いちゃったもんですから、12年前の97年に中国・上海でASKAさんのコンサートを観た時の、東京で観るのとはじぇんじぇん違って、単純にいちファンとして、シンプルにその音楽に浸って感動したことを思い出しまして、「台湾やるんですかぁ・・・、行っちゃおうかなぁ」と思ってしまったもんですから、行くことにしました。

7月4日(土)、国立台湾大学総合体育館。チケットには『飛鳥涼演唱会(フェイニャオリャン・ヤンチャンホイ)』と書かれています。ほぼ正方形の会場は5000人超のお客さんで満員です。19:45、ステージの紗幕の向こうにメンバーの皆さんがスタンバったのがうっすら見えると、拍手と歓声が上がります。直後、雨が降り出したようで、それはどんどん強くなり、ドーム型の屋根に叩きつける雨音がゴォォォォと体育館に鳴り響き、まるでオープニングのSEかのように登場を待つ興奮を煽り立てます。

そして遂に濃青のリッケンバッカーを抱えたASKAさんが登場しました。『HELLO』『GIRL』『月が近づけば少しはましだろう』『UNI-VRESE』など、好きな曲をたくさん聴けましたし、『You are free』『SAY YES』などChage&Askaのレパートリーも複数演奏されました。MCではカンペを見ながら一生懸命北京語を話そうとするASKAさんでしたが、その文章が複雑だったこともあってかなかなかうまくいかず、半ばあきらめ気味にカンペを丸めてしまったASKAさんが「听得憧嗎?(ティンダトンマ?)/わかりましたか?」と観客に問うと、「听不憧!(ティンプトン!)/わかんなぁ〜い!」と返されていたのは、とても心温まるシーンのひとつでした。えぇ、北京語の発音はホントに難しいですからね。でも、【世界カタコト協会】の私としてはたいへんに重要で友好的な行為だと解釈しています。

しかし、中盤に北京語で歌った『何日君再来(ハーリーチュンツァイライ)』は大好評。会場全体がさまざまな色の蛍光スティックを大きく振りながら大合唱していました。あれよあれよとコンサートは終盤に向かい、イントロ部で信じられない高音を発する『晴天を褒めるなら夕暮れを待て』でボルテージは最高潮に達します。そして最後の最後に『はじまりはいつも雨』。

あれは90年の冬頃でしょうか、それまで洋楽しか聴いていなかった私の胸の奥にズド〜ンと入り込んで来た初めての邦楽曲です。「ぼくは上手に君を愛してるかい、愛せてるかい♪」。なんかのCMのほんの15秒だけでやられてしまいました。その後の私の作品づくりに大きく影響を与えた楽曲です。この曲聴くとね、ダメなんですよ、私。もう、なんというか、ねぇ、こう、日常の生活で我慢してることとか、耐えてることとか、自分で気づかないようにうまくやり過ごしているつもりでも実はしっかり抱えてたり背負ったりしてることっていろいろあるじゃないですか。そういうもんが、どぁぁぁぁぁぁっと一気に流れ出てくるんですよ。歌詞がどうこうとかじゃなく、その楽曲、音楽全体が、こう、胸の奥の深いところにずわぁぁぁんと染みて響き震えてしまいます。いやぁぁぁ、よかった、素晴らしいコンサートでした。ホント台北まで行ってよかったです。

終演後の打ち上げ食事会にもお誘いいただき、ドラムの江口さんとは、その重たいドラミングとは真反対の軽軽しいトークを交わしながら紹興酒を飲みました。秀逸なアレンジの数々に感服し、一度お会いしたかったキーボードの澤近さんとお話しできたのもよかったです。たいへん楽しい夜でした。翌日、ホテルでテレビを見ていたら、昨日のコンサートことがニュースでやってました。こういうのって「オレ、これ観にいったんだよ」と意味もなく優越感に浸れるもんですね。

というわけで、台北での私の最大の目的は有意義に完了しました。あとはなんでしょう、どの国に行っても共通の目的である“大学オフィシャルTシャツ”を買うことくらいです。コンサートが行われた【国立台湾大学】には前日7月3日(金)、ホテルに着いて荷物を置いたらすぐ行ってみました。略称「台大(タイダー)」はえらくでっかいところで、とりあえず学内案内板を見て『学生生活中心』(中心=センター)というところに売店があるとにらんで行ってみました。


国立台湾大学に到着
 

まずは案内板を見る

『学生生活中心』に入ると、まるでスターバックスのようなオシャレなカフェがあり、学生達はかっちょいいソファにすわり、そのようなプラカップのコーヒーを飲みながら談笑しています。その奥にはオシャレなパン屋さん、その横にはコンビニがありますが、私の期待する“大学購買部”的ニュアンスの店は見当たりません。2階に上がってみると、なんらかの絵の展示会みたいなことをやってました。それはそれで良いとして、私の求めているものとはなんだかノリが違うよなぁ、と思いましたが、とにかく学生に聞いてみるしかありません。

こういう場合って難しいんですよね。私としては当然、かわいい女学生を見つけて尋ねてみたいところですが、いきなり「私は大学のTシャツを探してます」ってのもなんだかすごくウソっぽくて怪しいでしょう。なので仕方なくまじめそうな男子学生をさがして尋ねます。「你好,请问,我要买这个大学的衬衫。你知不知道在那里?/こんにちは、すみません、私はこの大学のTシャツを買いたいのですが、どこにあるか御存知ですか?」と年季の入ったカタコトで問いかけると、学生くんは「Tシャツですか・・、うぅんと・・・、わかりません。たぶん、ないと思います・・」という感じです。「では、大学の売店はどこにありますか?」と聞くと、「図書館の横にありますが、そこには本しか売ってないと思います。」ということでした。ダメ元春で図書館の横の【台大出版中心】に行ってみます。決してチャラチャラしてない堅そうなその佇まいは、“購買部”といった趣で期待されます。中に入ると、おっ、見つけてしまいましたオフィシャルTシャツ。それも複数の色や種類があり、他にキャップやバインダーもありました。というわけで意外とあっさり購入できました。


大学図書館に隣接する
 

出版中心にTシャツはあった

んんん、でもですねぇ、こういうのって難しいんですよね。なきゃないで寂しいもんですが、かと言ってあっさり見つけちゃうのもちょっと違うんだよなぁ。もうちょっと苦労したかったんですけどね。まぁ、いいでしょう、買えたんですから。ちなみに4日(土)の昼に行った【国立台北大学】は、学生に聞いても警備員さんに聞いてもTシャツはないらしく、6日(月)の午前中に行った【大同大学】では正門前で警備員に止められ、「大学のTシャツを買いたい」というと「売ってない」とキッパリ断られ、門の中に入れてくれませんでした。と、このようにわざわざ大学を3軒まわることによって、1日目にあっさり買えた【国立台湾大学】オフィシャルTシャツの価値を自分の中で逆に高めるのです。


国立台北大学にも
 

大同大学にもなかったが


その価値を自分の中で逆に高める

ま、とにかくこれで私が台北でやるべきことはすべて完了しました。あとは市バスに乗ってあちこち行って、いろんなものを食いまくるだけです。来週は、そんな台北での3泊4日全10食を一挙掲載します。御興味のある方はお楽しみに。

では、最後にクイズです。
問題:
台北には東京同様あちこちにコンビニエンスストア(便利商店/ピェンリーシャンディェン)があります。では、【ファミリーマート】は北京語ではどのように表記されているでしょうか。

1.全家(チュェンチャー)
2.家族萬天(チャーヅーワンティェン)
3.飯米利賣多(ファンミーリーマイトゥオ)
4.SAY YES

正解は来週の金曜コラムで。

2009/07/10



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