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Friday Column

No.122

『鮫洲に免許更新に行ってきた』

9月8日(土)大阪城野外音楽堂での『SOUNDS GREEN ’07』、マジメにやってきました。30分6曲のみの演奏でしたが、どうだったんでしょうか。「東京60WATTS」も頑張ってるし、「風味堂」は曲スゴクいいですね。なんだか最近、こういうイベントでも普段の飲み会でも、どこ行っても一番年上ってことが多くてですね、なんかへんな居心地です。オープニングアクトの岡野宏典くんなんて、打ち上げで一緒に飲みましたけど、26歳ですから、サラッと19コ下ですけどね、期待すべき音楽性の持ち主です。「来るべきときのために武器を磨いておけ」と意味不明の助言をしておきました。

さて、そんなこととはなんら関係なく、今回は品川区鮫洲からです。誕生日も近いということで運転免許更新に来ていま〜す。午前中に終わらしちゃえってことで、9時30分に到着しました。

書類に必要事項を書き込んだらまずは【1番】で目の検査。例の円の一部が切れている方向を“上”とか“右”とかいうアレです。高校生までのこの検査では必ず大きい声で「イヤリング!」とか「C!」と言ってたものですが、さすがに試験場ではねぇ。もうすぐ45ですし。いや、でもそういう小ギャグを50越えても70になってもず〜っと言い続けることで、ふざけにふざけた我が人生を肯定して行くという考え方もあるんですが。まぁ、おとなしく「上、下、左」くらいで終えてきました。続いて【5番】の窓口でこれまでの免許書に丸い穴をふたつあけられて、【8番】で印紙を買って、・・とここまでは過去にも経験しましたが、この次に【0番】で“暗証番号・印刷”という行程がありました。“暗証番号”自体はICチップがなんたらかんたらで時代的にそうなんでしょうけど、その作業がここまでの流れに反して【0番】というのがなんかよかったです。で、次は【10番】で写真撮影です。

今ここで撮る写真がこれからの3年間、いや今回からは5年間になったんだ、とにかくその間ずっと免許証に載るのだと思うと、特に誰に見せるわけでもないんですがそれなりに構えてしまいます。どんな表情がベストだろうかと考えてみれば、“免許書を提示せねばならないタイミング”とは、なんらかの交通違反でお巡りさんに捕まっちゃった時ではないか、と思うと、その時用に、凹んでフテクサレてる表情がある意味ベストなのではないか、というところに達しそうになりましたが、いや、そんなにホイホイ捕まってる場合じゃないだろうし、そのような基本あっちゃいかんケースを想定して表情を決定するというのも不謹慎じゃないか。そうだ、不在通知を持って郵便局に郵便物を取りに行くケースのほうが免許証提示タイミングとしては多いんじゃないか、であるなら「なにが、届いたのかな?」という淡い期待感を漂わせる、それでいてごく日常的な表情が妥当だ。いや、しかしその手の演技めいたものに関するセンスは全くない私ですから困ってしまってワンワンワワン。あとは、なにかないかな、交通違反じゃなく免許証を提示するタイミング。そうだ、成田だ。車で成田空港に行く時、空港手前に検問ゲートがあって、免許証と後ろに積んである荷物を確認される、あの時だ。ということは、これから海外旅行に旅立つわけですから、希望にワクワク胸を躍らせた晴れやかな表情がピッタリ。ここで、目の下にクマなんか作ってうつむき顔の免許証を提示して、なんか悪いもんを国外に持ち出そうとしてるんじゃないかと疑われて別室に連れて行かれたりしたら厄介だ。・・・というようなことなどゆっくり考えるヒマは全く与えられず、座った瞬間にパッパッパッと3回シャッター切られて、「はい、そちらの階段から3階の300番、講習受付へどうぞぉ」と写真室を追い出されました。

で、現在は10時15分からの一般講習開始待ち、38番教室前の廊下で、この原稿を書いているというわけです。お、もうそろそろ始まるみたいなんで、教室に入ります。続きは後ほど。

今回は、ツーイヤーザゴウにちょっとしたオーバーパーキングが1件あったので一般講習=60分です。30人で満杯くらいの比較的小さな教室の最後列中央に座りました。こういう講習ってたいへんですよね。いや、聞くほうじゃなくてやるほうがですよ。だって、この講習を楽しみにやってくる人なんて、特殊な講習マニアでないかぎり基本的にはいないわけですから、たいへんだと思います。今回の教官はたぶん北関東から東北南部ではないかと思われるイントネーションでありながら、かなりのテンポ感でクイクイ話を進めます。私の場合は遺伝子的に東北地方〜中国の北部〜モンゴルというラインですので(自分でなんとなくそう思ってるだけで根拠はないんですが)、このゆるいウェーブのイントネーションは耳から脳に意外と心地よく、それだけについつい眠たくなってきたりもしますが、いや、しかしここはちゃんと話を聞く姿勢を見せるのが礼儀というものですから、というかちゃんと聞くべきですからね、車を運転する社会人として。

そんな時ふと、私の前に座る男性の黄緑色のTシャツの背中に書かれた英語のコピーが目に入ります。The zoo in which GIANT PANDAS live.・・・ジャイアントパンダが住むところの動物園、・・ってことは北京動物園か。いや、上野かな? ってゆうか上野動物園って今もパンダいるんだろうか、と調べてみたら現在は1頭だけ『リンリン』ってのがいました。でも、上野動物園のTシャツ着るかぁ? それも免許更新に。どっちにしろこのコピー、この【in which】という複合関係代名詞を使ったところがなかなか粋だし、それに【PANDAS】と複数形なので【live】に【s】がつかないところもちゃんとしている。あ、パンダが複数存在するってことは現在の上野動物園ではないってことか。じゃ、やっぱり北京か。まぁ、上野動物園のTシャツを着るよりは、「オレは北京に行ったことがあるんだぜ」という意味合いで北京動物園のTシャツを着ていると考えるほうが確立は高いでしょう、免許更新というシチュエイションでは。

私が北京動物園に行ったのは、たしか92年。街で借りた貸自転車に乗って行きました。もちろんパンダ見ましたけどね、あれは“熊”です。それも“どう猛な熊”です。めちゃくちゃコワイですよ。それまで抱いていたカワユ〜いイメージはみじんも感じませんでした。中国語でパンダのことは『大熊猫/ダーションマオ』といいますが、私に言わせりゃ『黒白大熊/ヘイパイダーション』です。でもまぁ、あのミッキーマウスだって、ネズミですからね。冷静に考えれば友達にはなれません。あぁぁ、どうあれ早くそのTシャツの胸になんと書いてあるのかが見たい。講習が終わったらさりげなく前にまわって胸のロゴを確認すればいいのだ。そしたら北京か上野か、もしかしてまったく予想外の動物園か、いすれにせよハッキリする。・・・『ザ・ズー・インウィッチ・ジャイアントパンダーズ』ってバンドの“ライブ”のTシャツだったらイヤだな。

と今度は、パンダTシャツの男性(略してパンT男)の左隣の女性の黒いハイヒールが目に入りました。黒のリクルート風スーツに、5cm、いや8cmくらいのピンヒール。あれって見てるぶんにはたいへんによろしいんですけど、一日履いてるとたいへんなんでしょうね。ず〜っとつま先立ちしてるようなもんなんですよね。私もこれまでの人生、いろんな場面でいろんな衣装を着てきましたが、思えばハイヒールはあんまり履いたことないですね。90年代半ばのツアーパンフレットの撮影で何度か履いたことあるにはありますが、撮影するだけですからね。アレ履いて1日過ごすってのはキツそうです。しかも毎日ハイヒール生活を送っている人もたくさんいるわけですから、たいへんだなぁ、女の人って。だからといって、街の女性がみんなスニーカーになっちゃったりしたら私は心を閉ざしますよ。むずかしいなぁ世の中ってのは。

私の左となりの60代くらいの男性は熱心に講習を聞き入っています。なぁんかどっかで会ったことあるよなぁ〜と思っていたら、わかった、“たいせー”だ。シャ乱Qの“たいせー”。そっっっくり。

と、そんなこんなで講習は続き、最後の20分はビデオです。ビデオっつってもDVDでしょうけど。今回は元日テレアナウンサーの福留功男さんが、再現映像と共に交通事故の恐ろしさを伝えるというものでした。このビデオを見て運転するのがすっかりイヤになったところで講習は終了。隣の部屋ではもう新しい免許証が出来ていて、待つことなく受け取りました。

というわけで更新完了。出来上がる前は、新しい免許証の顔写真部分だけでもここに掲載しようとは思っていたんですが、いやぁぁぁ、ダメですね。このサイトではその辺かなりオープンな私ですが、今回はじぇんじぇんダメです。ねらったわけでもなんでもないのに結果的にはお巡りさんに捕まった時対応の凹み顔。カレイなステップでメロウなラブソング歌う人とはトーテー思えない、のぺぇ〜っとした顔で写ってます。髪の毛もなんかヅラくっつけたみたいだし。ま、日頃からもうちょっと自分の容姿に気ぃ遣わんといかんってことですね。ということで写真は鮫洲試験場の外観だけでごめんなすって。・・・それにしても、なんだこの顔。ま、いいか、はぁぁぁ〜。

あっ、パンダTシャツの胸ロゴ見るの忘れた!


場内は撮影禁止だよ

2007/09/14



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